ツール・デュ・モンブラン 1日目
2008年7月13日
今年の夏休みは憧れのツール・デュ・モンブランに友人と2人で挑戦した。
シャモニーには数年前に一度来てフランス側のコースは大抵歩いたつもりだが、やはりモンブランを一周してみたい誘惑に負け、今回の挑戦となった。
コースはガイドブックに載っているオーソドックスなもので、ノートル・ダム・ドゥ・ラ・ゴルジュからスタートし、ボンノム小屋-エリザベッタ小屋-クールマイユール-フェレのコル-シャンペ-フォルクラ峠-バルムのコル-シャモニーと歩いて行った。
前日の7月12日にあらかじめ日本からチャーターしておいた車でジュネーブ空港からシャモニーに入った。
車代は2人で95ユーロと路線バスを使うよりもかなり割高だが、夜ジュネーブに到着して一泊するよりも1日節約できるし、ジュネーブの高価なホテル代のことを考えれば十分元を取れたと思う。
シャモニー到着時の天気は曇り。
何とか、13日は晴れて欲しいと願ったのだが・・・
13日の朝、シャモニーは思いっきり曇り。
シャモニーのシンボルのボゾン氷河もガスの中に霞んでいる。
仕方ないが、途中で天気が好転することを祈りつつ出発した。
ノートル・ダム・ドゥ・ラ・ゴルジュまではやはりチャーターしておいた車で入った。
ノートル・ダム・ドゥ・ラ・ゴルジュはこんなかわいい教会がぽつんとあるだけの集落だ。
さあ、ここからいよいよ憧れのツール・デュ・モンブランの始まりだ。
コースはこのような樹林帯から始まる。
ガスがかかった山道をのんびりと歩き始める。
負け惜しみではないが、自分はガスがかかった景色は結構好きなのでガスは構わない。
しかし、雨だけは何とか避けたいと思っていたが、やはりしばらくするとぽつぽつ降り始めてきた。
しばらくするとコースは牛がたくさんいる牧草地帯に入る。
カウベルの音を聞きながら、のんびりと歩く。
晴れればそれに越したことはないのだろうが、これはこれで結構楽しい。
バルム小屋に到着。
ここで昼食にした。
メニューはトマトサラダに、ステーキ、チーズ、パンにリンゴが1個。
ボリューム満点。
日本では山小屋で昼食を食べるなんて考えもしないが、こちらではごくフツーの光景。
しかも、味も、ボリュームも十分満足できる。
日本の山小屋ももうちょっとがんばって欲しい。
ここから先は花がものすごく、斜面が一面花で覆われているような状態。
どうやら、花のシーズンに上手く合ったようだ。
やがてボンノム小屋に到着。
残念ながら視界はほとんどない。
今日はここでストップ。
もうすでにたくさんのお客で賑わっていて、満員状態。
小屋はあらかじめ日本から予約していたが、予約していて正解だったようだ。
小屋はとても清潔で土足厳禁。
4人部屋に2段ベットが2つあり、そのうちの1つをあてがわれた。
食事も素晴らしく、どんぶりなみなみのスープから始まり、メインは牛肉の煮込み料理にチーズで味付けしたポレンタを添えたもの。
それからとてもおいしいパン。
デザートにはケーキとフランスらしくチーズが出た。
しかも、メインの料理を含むすべての物がお代わり自由である。
比べてはいけないのだろうが、ついつい日本の山小屋の料理と比較してしまう。
食事が終わると、山小屋の人がギターやバイオリン、トランペットなどを出してきて演奏が始まった。
客はそれにあわせて歌い出し、とても楽しい夜になった。
中には客が飛び入りでバイオリンを演奏し始めたりと、大盛り上がりだった。
何とか明日は良い天気になって欲しいと思いながらベットに入った。
撮影:Finepix S100FS
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